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山口周さん著書のプロジェクトマネジメントという本を読んでみた。
外資系コンサルが教えるということですわ。
世の中には多くのプロジェクトが存在する。
有象無象のプロジェクトに振り回されることなく、自らが関わるプロジェクトは成功させたいという思いが強い。
会社でも多くのプロジェクトに関わることありますよね?
あなたのポジションは責任重大なのでしょう。
社運を賭けたプロジェクトであれば尚更です。
迷わずに本書を読みましょう!
私も会社の大きなプロジェクトに関わってまして、始まる前に読めばよかったと思うので。。
これはうちの会社のことです。
ですが、うちの会社に限ったことではないとも思います。
社長や上層部の思い付きではじまるプロジェクト。
良くありますよね。
裏を返すと、業績が下降気味で悪い状態なのです。慌てふためき、何かやらなければという焦りから、〇〇プロジェクトがはじまる。
たいていろくでもないお粗末なものであるわけで、見極めなきゃダメなんですよ。
どうやって見極めるか?が本書の肝になります。
本書では10年以上コンサルをやってきて一度も炎上したことないのは「勝てるプロジェクト」を選んできたからと記されています。
勝てないプロジェクトを見抜く能力に長けているとも読み取れますよね。
本書には見極め方が書いてある。
渇いた喉をうならせながら読みこむ。
キーワードは「目的」ですね。
目的が明確であることが最低条件である。
あたりまえっちゃあたりまえなんですけど、これが出来ていないことが失敗するプロジェクトなんです。
目的のための手段がいつのまにか、ごちゃごちゃになり、手段が目的に変わってしまうなんて日常茶飯事です。
訳わからなくなってきても、最初のプロジェクト目的がバッチリ明確であれば軌道修正ができるのです。
これは、経験があると思います。
あれ?これって何のためにやってんだっけ?
この時に勝てるプロジェクトか負けるプロジェクトの分水領になるということです。
あなたは『あれ?これって何のためにやってんだっけ?』から目的にきちんと戻せますか?
とにかく精鋭を集めろ!
人選に妥協は許されないとのこと。
勝てるプロジェクトをかぎ分けたうえでさらに重要なのが人選だ。
勝てるプロジェクトを見分けたのに人選がダメダメでポシャルことはあり得るのが現実。
勝てるプロジェクトをみすみす負けるプロジェクトにしてしまうなどリーダーがどのような末路をたどるか容易に想像できる。できますよね?
もちろん同じ会社や同僚といった温情が入り込むことも重々承知してます。
しかし、ビジネスでありプロとしての姿勢を問われるので妥協なき姿勢、人選が必要になります。
心を鬼にしてかかることをおすすめします。
そこまで徹底できないということであればもういちど「目的」を再確認しましょう。
それでも気乗りしないなら辞退したほうが良いかもしれません。
社運を賭けたプロジェクトであればあるほどです。
たくさんあるプロジェクトから勝てるプロジェクトを見極めるには、知識だけではなく経験が必要です。
経験するためには勇気が必要ですが、失敗を覚悟で行動に移してみることが必要です。
勝てるプロジェクトか否かは、誰も教えてくれません。
誰もわからないからともいえます。
であれば、自らやってみるしかないでしょう。
多少の被弾覚悟でやってみるといいです。
本当に勝てるプロジェクトを見極めるには実践しかありません。
本書で多少のノウハウは得ることができます。
丸腰で臨むよりは知識武装したほうが良いので本書を読むことは悪くはない。
悪くはない。その程度にとどめておいた方が良いでしょう。
本から学べるのはわずか5~10%です。
あなたのチャレンジスピリットが勝てるプロジェクトの源泉です。
あなたがプロジェクトを勝たせるのです。
見分けなんかつかねーっす。
最後に全部ひっくり返しで申し訳ない。
人間の本気はすべてのプロジェクトを勝利へと導く。
僕はそんなシーンを何度となく見てきたので自信あります。
小手先に頼らない。
以上です。