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今年開催予定であったプロ野球「現役ドラフト」の開催日とルールが発表された。
目的は出場機会の少ない選手の移籍活性化である。
詳細なルールが明らかになったので対象の選手、対象外の選手を各球団に当てはめることができる。
何度か読み込まないとルールがよくわからないのでわかりやすく解説します。
対象選手 | 対象外選手 |
支配下登録選手 | 育成契約選手 |
年俸5000万以下の選手 | FA資格保有選手 |
1名に限り5000万以上1億未満の選手 | 外国人選手 |
単年契約選手 | 複数年契約選手 |
FA資格ない選手 | 過去にFA行使した選手 |
2020年オフから移籍した選手 | シーズン後に支配下契約された選手 |
日時:2022年12月9日(金)
リスト提出:2022年12月2日(金)
非公開にて実施
各球団2名以上を選出、指名は最低1名する。
見どころはどの選手がリストアップされるか。
各球団の戦力補強はドラフト、FA、トレード、外国人選手獲得と進む中で補えないポイントにもよる。
どのカードを切るかによって、指名順位が変動するので見どころになる。
かならず1名は放出し1名は獲得しなければならない。
各球団取りたいのは中継ぎ投手だとすると、1枚は中継ぎ投手を入れておくとよいかもしれない。
横浜から出せるとしたら中継ぎ投手、外野手と予測。
取りたいのは、捕手と投手。
非公開での実施なので、決まるまでわからない。
現役ドラフトに選出したことを選手本人に伝えるか伝えないかは任意である。
決定後の伝えることもできる。
事前に伝えたほうが、球団の誠意と思えるが各球団の考え方も見えてくる。
選手のメディカルチェックは事前に開示されるとのこと。
獲得したあとに故障が見つかるといったグレーな対応は未然に防ぐことができる。
個人情報のなるので事前に選手の同意が必要であり、現役ドラフトに選ばれることとセットで本人に伝えることになりそう。
もしくは対象選手全員に事前同意を取得するか。
現役ドラフト決定後に移籍拒否して所属球団が残留を認めない場合は自由契約になる。
実質移籍拒否は不可避という厳しいルール。
選手のための制度だが厳しめなルールに見えるが。
毎年実施する中で緩和されるのか
育成選手は現役ドラフトの対象外
このルールを悪用したわけではないが巨人の11人という大量に自由契約→育成契約切り替えの暴挙に出た。
ベテランで実績ある選手も多く、育成選手という制度の根幹を揺るがす問題でたたかれている。
非公開で行われる現役ドラフトそのものが透明性に欠けると思うが。
談合など行われてもわからない仕組みはよろしくない。
公開で現役ドラフトが興行的にもコンプライアンス的にも良いと思われる。
わかりにくく、不透明な部分が気にかかる。
目的は出場機会に恵まれない選手へ出場機会を増やすための移籍活性化である。
選手の飼い殺し防止の観点もあり、1回目の現役ドラフトがどのような結末を迎えるか。
育成契約が選手の飼い殺しになっているようにも見える。
古い体質が残るNPBは課題だらけであることは間違いなさそうだ。
12月9日現役ドラフトの結果をみてまた記事化したいと思う。