200万部以上売れているベストセラー「嫌われる勇気」の続編
「幸せになる勇気」をご紹介します。
今回も哲学者と青年の対話を元にしたストーリー展開の物語になっています。
3年後の話。
アドラー心理学を学び、青年は3年後に教育者になり子どもたちを教育するも・・・
教育現場で実践できないことに憤慨し、ふたたび哲学者にぶつかっていきます。
おもしろい展開に最初から引き込まれていきます。
アドラー心理学の教育
アドラー心理学の教育「ほめてはいけない、叱ってもいけない」と書かれています。
青年も教育の場で実践します。
しかし、悪いことをしても怒られない、良いことをしてもほめられない状況にクラスは荒れ果ててしまうことに。
アドラー心理学を実践しても全然うまくいきません。
前作でもありました「課題の分離」になります。
子供が勉強を頑張ることは 自分の課題
子供が勉強やらなくて困ることも 自分の課題
子供の勉強に介入すべきかどうか教育者としての問題に青年は悩みます。
アドラー心理学の教育目標は自立を促すこと
教育とは介入することではなく自立を援助すること。
生きていくために必要な知識を援助していくことになります。
自立するために必要な援助として教育や指導が入り口として重要な役割になります。
他者の関心事に関心をよせる
子どもたちのやっていることに関心を寄せる。
子どもたちが一生懸命やっていることは、大人にとっておもしろくもないことって多いですよね。
おままごと、粘土遊び、ゲーム、など大人からみて興味もなくておもしろくないことでも関心を寄せてみると、
子どもたちは「子供扱いされていない」「自分たちが認められている」と感じます。
子どもたちの遊びには大人は介入せず、そのまま楽しませてあげることで認められていること尊敬しあうことを実践することで
対等な立場で人間関係を作ることができます。
悪いあの人、かわいそうな私、これからどうするか
人間関係の悩みを誰かに相談したとき
悪いあの人、かわいそうな私のどちらかがほとんどです。
一時的なストレス解消にはありますが、物事の本質は解決できません。
そんなときに良い方法があります。
カウンセリングでやっている方法になります。
三角柱の3面に書かれていること。
悪いあの人
かわいそうな私
これからどうするか
先に相談者にこの三角柱をわたして、相談者に何を話すかを決めてもらう方法です。
すると多くの相談者がこれからどうするかを選択します。
過去に縛られずこれからどうするかを意識することが解決へつながるというわけです。
実際にやってみると思い白い方法かもしれません。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
アドラー心理学の続編「幸せになる勇気」は前編の「嫌われる勇気」より解釈が難しいと感じました。
あまり深く考えず、青年と哲学者の会話ストーリーを楽しんでいただくのも良いと思います。
あなたが人間関係に悩んでいて、解決策を探しているならアドラー心理学の教えを読み込み実践することであなたの悩みが解消され
過去にしばられず、これからどうするかを前向きに考えることができると思います。
会社の人間関係、子育てで子供との向き合い方に悩むあなたに役立つ良書としておすすめします。
筆者:いつぱぱより
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