仕事を覚えられなくて焦る。
仕事を覚えて活躍したいけど「手ごたえがない」「今のやり方で良いのか?」と悩む……
こんな悩みを解決します。
・仕事を覚えるパターンは3つ 聞く・書く・話す
・メリット
・仕事を覚える具体例
・基本が大切
本記事を書いている僕は営業歴20年です。仕事で営業マンとして安定した営業成績を継続できています。
どうやって仕事を覚えているの?と聞かれることも多いので参考になればと思います。
実際に、僕は本記事でご紹介する方法で仕事を覚えて、今も普遍的な方法として大切にしていることをまとめました。
結論として、当たり前のこと意識するだけで、「習慣化すること」です。
営業のための3つの基本

聞く
聞くのが最初の仕事です。
何度も同じことを聞くのは申し訳ない気持ちもあります。
わからないままよりも、わかるまで聞くことがポイントです。
ポイントは話を聞く相手を選ぶこと。
教え方、伝え方が上手もしくは感覚が合う相手が良いです。
仕事を覚えるには聞くことが重要なんだけど、何を聞いていいかわからないこともあります。
次に重要なことが書く(メモ)になります。
書く
普通のキャンパスノートでOK。
常に携帯しておくことが必須です。いつでもメモを取れること。
スマホのメモも便利ですが、記憶に定着させるには手書きが効果的なことは証明されています。
スタヴァンゲル大学とマルセイユ大学の共同研究で「手書き群」と「タイピング群」に分け20文字のアルファベットの文字列を暗記し3週間後と6週間後に、文字列の記憶を調査した結果「手書き群」のほうが記憶に残りやすいという結果が示されました。
より記憶に残りやすく効果が高い方法は手書きなので、手書きメモを習慣化させましょう。
はじめは慣れないと思います。
僕もそうでした。何をメモしてよいか(笑)と手が動かないことも。
聞きなれない言葉だけメモをして、調べるか聞くかを繰り返すでOK
社内で使われる略語や造語など対象です。ビジネス用語もメモしてました(カタカナ言葉)ね。
当たり前のように使われてる言葉もニュアンスだけで使われてたり、聞いてみると言ってる本人も良くわかってないことも多いですが。
話す
とにかく人に話すことを意識的にやります。
「人に話せるくらい理解している状態であれば知識として定着しています。」
ただし、うまく伝えられるか不安だから話さないのはダメ。
人に話すを繰り返していくことで徐々に知識をして定着していきます。
話していてつまづく部分をもう一度学び直すことで効率よく覚えることができます。
話しやすい相手を3人いればベストな状況ですね。
基本3つのメリットは?

聞くメリット
メリットは聞いた相手のレベルがわかること。
教えてくれる人、一緒に考えてくれる人があなたにとっては大切な情報元になります。
上司だから答えてくれるとも限りません。
わかってても聞いてみるのもテクニックとして身に着けておきましょう。
パレートの法則や262の法則というイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートの研究で有名な法則ですが、
売り上げを作る人材が20%、普通の人材が60%、使えない人材20%という構成になるという法則です。
下位20%を見分けることも聞くという行動で合わせて行います。
職場では仲良くしていくことも必要ですが、お友達を作りに会社にいるわけではないので足を引っ張られないように
気を付ける必要があります。
書くメリット
書くことで記憶にインプットしやすいメリットです。
書くこと自体はアウトプットになるので、メモ帳に書きまくっていけばよいです。
記録としても残るので後追いできるのもメリットです。
目的は記憶することなので、きれいにメモをとることは重要ではありません。
コピー用紙の裏紙でも良いので、書きまくります。
思いついたアイデアも書きまくりましょう!
書くことで頭の中がすっきり整理できることもメリットです。
話すメリット
話すことで記憶定着と理解が進みます。
見た映画の話、読んだ本の話、今はまっているドラマの話など、人に話せば話すほど理解できたり伝えやすくなります。好きなことを話すのは自然なこと。
仕事や学びを話す時って勝手が違うように感じますが、慣れの問題と聞き手の負担の両方が課題です。
話す前に相手の話をしっかり聞いてから、話を聞いてもらうなど配慮すると良いです。
5分だけ時間もらうなど事前に了承もらうなども相手の負担を減らす方法なので試してみてください。
基本3つの方法

聞く方法
聞くまでに自分で調べる。
調べてもわからない部分を聞きましょう。
具体的になにがわからないか聞くことで、ポイントを絞ることができます。
聞く=質問力
何も調べずにただ聞くばかりだと、相手にも負担を掛けてしまうことと本当に覚えようとしているのか?疑われてしまうので注意が必要。
聞くときはメモを取ることをおすすめします。
聞く姿勢が大切です。
書く方法
ポイントだけメモをするようにします。
全部メモするのは無理があることと、相手を待たせてしまうので注意。
5W1Hでメモを取ってみるなど工夫すると良いです。
いつ?どこで?だれが?なにを?どのうように?なぜ?など聞く項目を決めておくとスムーズです。
あとでまとめやすく、聞き漏れも見逃しにくいのでおすすめ。
どうしてもうまくメモが取れない時は箇条書きがおすすめです。
箇条書きパターン使い分け
- りんご
- みかん
- キャベツ
いちばんシンプルな書き方。
- 聞く
- 書く
- 話す
手順などメモするときは数字。
- 日報
- 月報
- 勤怠表
やることのメモ(ToDoリスト)はチェック。
自分がわかりやすい方法で箇条書きしていくと良いです。
話す方法
タイミングを間違えないようにしましょう。
相手が忙しい時、業務が立て込む時間帯は避けるようにしましょう。
だらだら話さない。
ポイントだけ簡潔に。
結論から話すことをおすすめします。
話が得意でないのであればより意識的に結論から話しましょう。
何を言いたいか、メモにまとめておくと話がブレなくて良いです。
仕事を覚える3つの基本まとめ

聞く・書く・話すはセットで使うこと。
仕事を覚えるには実際にやってみることが早いのですが、失敗を許容してくれる環境でなければダメな烙印を押されてしまうリスクにつながります。
企業も人を育成することは重要視していますが、育つまで待てない、余裕がないということが多いです。
仕事を覚えることは時間がかかります。
できるだけ早く覚えたほうが、存在価値も高まり重宝されるでしょう。
難しいことをやる必要はなくシンプルな方法がご紹介した方法です。
誰でもできて、再現性も高いのでおすすめしています。
何事も基本が大切なので、焦らずに基本を繰り返すことが結果的に仕事を覚えることにつながることを経験してきました。成長に近道はありません。
こつこつと積み上げていく中で信頼関係にもつながっていくので、ぜひ実践してみてください。
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