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OPS(オプス、オーピーエス)On-Base Plus Slugging
出塁率が高く安定している+長打を打てる選手を数値化して評価できる指標です。
なんだかOPSとは数値とかややこしい!というあなたには結論を先にお伝えします。
OPS.700以上が優秀な選手です!
あとは計算方法など続きます。
つまりはOPSの値が高い選手は優秀であるという近年重要視されている指標になる
打率3割=一流選手の証とされてますが果たして一つの打撃指標で判断できるものでしょうか?
OPS指標は出塁率+長打率を足した数値というシンプルな計算方法です。
OPSはどれくらい得点に関係するかの相関性が「0.941」と高い相関性を示しています。
打率が得点に関係するAUCは「0.776」と比較的高い数値ではあるがOPSがより高い相関を示していることがわかります。
*1により近い数値が高い相関性を示す。
OPS=出塁率+長打率
出塁率の計算と、長打率の計算↓
出塁率=(安打数+四死球数)÷(打数+四死球₊犠飛)
長打率=塁打数÷打数
出塁率.354=(安打数148+四死球53)÷(打数509+四死球53+犠飛6)
長打率.507=(塁打数258÷打数509)
出塁率.354+長打率.507=OPS.861
簡単に計算できるのですが、最近の選手成績データでOPSは記載されているので計算しなくても良いです。
ちなみに三冠王を獲得したヤクルト村上選手はOPS1.168と異次元の数値をたたき出しています。
2022年横浜DeNAベイスターズのチームOPS平均が.686でしたので、一軍レベルに当たります。
OPSで良い選手の判断目安として.700以上が妥当です。
リーグ平均OPSが.700弱に収まるので、平均より上というシンプルな判断で良いです。
優勝したヤクルトスワローズのチーム平均OPSは.728とワンランク上であり、得点力の高さがレべチ。
ヤクルトチーム打率.250、横浜チーム打率.251と打率はほぼ互角でもOPSがまるで違うということが打率だけでは判断できない証左である。
村神さまのOPS1.168はスパースターを突き抜けて神レベル。
2016年に筒香選手が2冠の時がOPS1.109なのでとてつもない数値であることがわかります。
おそるべし。
OPSは長打率が重要視される指標であり、出塁率が高いけど長打が少ない選手には不利な指標になる特徴と欠点がある。
打順上位の選手の中でもクリーンアップ(3番、4番、5番)の打者OPSはとても参考にしやすい指標とも言えます。
打数が少なくて塁打数が多いなどOPSの数値として高くなることもあるのでOPSの数値だけで判断することもできない欠点もある。
規定打席到達のOPS数値が最も評価しやすい。
OPSはYahoo!スポナビでも確認できるプロ野球では定着している指標なので、気になる選手のOPSを調べることは簡単です。
戦力外になってしまった選手のOPSも納得できる材料になる。
プロ野球を楽しむうえでわかりにくいOPS指標をわかればもっとプロ野球が楽しくなる。
データ指標はプロ野球の違った楽しみ方として紹介しました。
OPSは.700以上!