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WHIP(ウィップ)とは投手を評価する指標として近年プロ野球で使われている。
投手の評価でわかりやすいのは防御率、勝ち数ではあるが先発投手と抑え投手では評価方法として妥当とは言えない。
WHIPの評価は安定度を示す指標であり、先発、抑え問わず簡易的に使える指標である。
シンプルな計算方法で投手が1イニングに何人走者を出しているか算出する方法
要するに打たれない投手=良い投手が数値で判断できる指標になる。
計算方法などめんどうで知りたくない方に結論をお伝えすると、
WHIP1.3より低い数値が良い投手である
ここからは計算式や見方に進むので興味のある方はどうぞ。
WHIP=(与四球数+被安打数)÷投球回数
与四球数には死球(デッドボール)は含まれない。
またエラーによる出塁も含まない計算方法になる。
1イニング当たりに何人の走者を出しているか、正確な指標だ。
ただし投球回数が少ないとWHIPの数値変動が大きくなることを踏まえて見る必要がある。
2022年シーズン 横浜のチーム全体WHIP平均1.24であった。
最下位に沈んだ2021年のチームWHIP1.36とWHIP指標でも悪い数値であったことがわかる。
リーグ屈指の投手力を誇る阪神タイガースの2022年WHIPは1.10と素晴らしい数値を出している。
リーグ優勝したヤクルトスワローズはWHIP1.28であった。
ヤクルトも横浜も課題は投手層の厚み。
WHIPSの良い阪神と中日は打線の厚みが課題と言える。
WHIP1.3を切ることは重要であり、1.2を切るとより安定する。
不要な与四球が嫌がられるのはWHIPからも見て取れる
横浜の今永投手は規定投球回達いるなかで、WHIP0.94という数値である。
ノーヒットノーラン達成など被打率が低い。
日本代表にも選ばれるなど左投手では国内屈指の先発投手と言える。
抑えでは守護神山崎康晃投手がWHIP0.70と安定した数値を出している。
被打率も与四球も少なく安定していたと言える。
阪神の青柳投手WHIP0.97と規定投球回数到達している投手で1.0以下は別次元である。
球界を代表する大エースオリックス山本由伸投手に至ってはWHIP0.93と手がつかられない安定感を示す。
WHIP1.0以下×規定投球回達成は沢村賞クラスいやメジャー挑戦レベルですね。
抑え投手は投球回が少ないが、良い投手は軒並み1.0以下である。
守護神の安定感で言えばヤクルトマクガフ投手、広島栗林投手、中日マルチネス投手らの安定感も素晴らしい。
守護神で年間投げ切り、WHIP1.0以下も絶対的守護神の指標として参照できる。
WHIPはスポナビでも確認できます。
打者はOPS、投手はWHIPを評価指標として参照するのが簡単で便利です。
戦力外やトレードなど「なぜ?」を解消させるにも参考になるデータになるので、気になる方は要チェック!
戦力外の三上投手WHIP1.46、トレードになった砂田投手WHIP1.74と指標ではよくないことから妥当なのかもしれない。
以上です。