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『現役ドラフト』が今年12月に実施されるというニュースが飛び込んできた!
プロ野球ファンには気になる『現役ドラフト』とはどんな制度なのか?
詳細はまだ明かされていないタイミングではあるが、わくわく感に引っ張られているのは僕だけではないはず。
各球団から2名以上選手リストを提出し、最低1人以上獲得、最低一人以上移籍するという方式のようだ。
選手としてのメリット、球団としてのメリットがあるのか?
なによりファンとしてのメリットがあるのか?
横浜DeNAベイスターズで考えながら記事にする。
11月7日に今年開催予定であったプロ野球「現役ドラフト」の開催日とルールが発表された。
目的は出場機会の少ない選手の移籍活性化である。
詳細なルールが明らかになったので対象の選手、対象外の選手を各球団に当てはめることができる。
横浜DeNAベイスターズ押しの筆者として、ベイスターズを参考に解説します。
対象選手 | 対象外選手 |
支配下登録選手 | 育成契約選手 |
年俸5000万以下の選手 | FA資格保有選手 |
1名に限り5000万以上1億未満の選手 | 外国人選手 |
単年契約選手 | 複数年契約選手 |
FA資格ない選手 | 過去にFA行使した選手 |
2020年オフから移籍した選手 | シーズン後に支配下契約された選手 |
日時:2022年12月9日(金)
リスト提出:2022年12月2日(金)
非公開にて実施
各球団2名以上を選出、指名は最低1名する。
選手にも球団にもメリットがありそうな気もするが、デメリットもあるはず。
大筋合意ということなので、詳細はこれから詰めていくことになる。
ドラフトという以上は指名順位をどうするのか?
ウェーバー制も導入するのか?
年齢や年俸や1軍登録日数など制限があるのか?
選手から希望出せるのか?
今後出てくる情報に目が離せない。
日本プロ野球機構(NPB)から公表データでは過去5年間で引退・戦力外の平均年齢が年々下がっているとある。
同じく球団への在籍期間も年々減少傾向にあると公表。
選手としてのキャリアは短命化が進んでいるのである。
中には活躍できる可能性があった選手もあったと思われる。
トレードで開花、トライアウトから開花して例は枚挙にいとまない。
もしセリーグだったら・・・
もしパリーグだったら・・・
もし別のチームだったら・・・
もしドラフト抽選であのチームに入っていたら・・・
『たられば』を言っても仕方がないとは思うが、『たられば』は実際に存在するもの。
今回の現役ドラフトによって、『たられば』が実現できることは選手としてもファンとしても球団としてもプラスである。
では、我がベイスターズで『たられば』してみる。
各球団のファンは押しチームのことを考えるのは当然でしょう。
本記事では、我が押しチーム『横浜DeNAベイスターズ』で考える。
我がチームの選手なのでできれば横浜で輝いてほしいものだが、プロの世界は厳しくキャリアは短し。
選手のことを思えば、活躍できる可能性が高いほうが良い。
思い入れがあるので『誰』を現役ドラフトに提出するか苦渋の決断と言えるが活躍できる!してほしい!と思う選手を
推挙してみる。
育成ドラフト1位(2013年)
育成から支配下登録を勝ち取り、1軍でも活躍している左投手。
ケガもあったりで1軍登板機会が2018年をピークに減少傾向。
2021年に58試合登板と復活を遂げたが、今期は苦しんでいる。
通算試合269 投球回319 防御率3.67 9勝13敗72ホールド
スリークォーターからのスクリューが武器。
対左のワンポイントとしてピンチの場面を切り抜ける活躍が印象的。
貴重な投手だけに出したくはないが、まだまだ活躍できる選手なので思い切って選出。
左の中継ぎが不足している球団は入札する可能性高い。
*入団から5年未満ではないので対象から外れているかもしれない。
2022年11月中日ドラゴンズ京田選手と1:1のトレードで移籍になりました。
明秀日立高からドラフト5位(2016年)で入団。
規格外のパワーで貴重なホームランバッター!
ファームの成績は年々向上するも1軍では未だ結果を残せていない。
ベイスターズの外野陣は強力でレギュラー、控え共に層が厚い。
ファーストコンバートも外国人、佐野の併用で埋まっている。
ソト、オースティンの去就次第で出場機会増える可能性もあるが現状は厳しい。
出場機会を増やすならDHのあるパリーグ、パワーヒッターの少ないチームへ移籍できれば活躍できる可能性がある。
ロマンの塊であり、手放したくない筆頭ではあるが……
できればハマスタの電光掲示板直撃弾を見たいものである。
2017年ドラフト2位 沖縄出身のイケメン。
大卒→社会人からの入団で即戦力として活躍、走攻守に優れた選手である。
桑原選手とレギュラー争いし、一時期はレギュラーに定着したかに思えたが桑原選手に軍配が上がっている状態。
ケガもありバッティングに精彩を欠いていて不本意なシーズンを送っている。
ポテンシャル高く、環境変わればまだまだ活躍できる選手である。
何よりイケメンという付加価値がある。
チーム盗塁数40 セリーグで5位と例年より増えてはいるが少ない
代走でゲーム終盤にチャンス拡大できる足のスペシャリストが欲しいところ
足だけで1枠渡す余裕がないので代走と守備固めまでできれば文句なし
チーム打率は.254とヤクルトと並びトップタイだが、得点数はリーグ5位と低い。
ヒット3本打っても1点も取れないこともあり、走塁に課題があると言える。
今シーズンチーム防御率3.40はリーグ2位と昨年の4点台と比べても大きく改善されている。
先発ローテーションは今季は今永、大貫、浜口は安定して回っているが4番手からが課題。
石田、ロメロ、坂本、京山、でローテを組んでいるが安定感と安心感がもう一つ。
上茶谷に期待しているがケガもあり不本意なシーズンを送っている状況
小園はまだ育成段階だが、早めに上がってくる可能性も考えられる。
1枚ローテに右投手が加われば安定するはず。
伊納も山口俊も帰ってきてもいいんだぞ……『現役ドラフト』ではないけど。
ホーム球場が狭いのでゴロピッチャーが良さそう。
現役ドラフトの目的としては合意できるしどうなるか楽しみである。
勝手な予想(予想とはそんなもん)で3選手あげたが出場機会があれば活躍できると思う。
・砂田投手
・細川外野手
・神里外野手
近年、選手補強のバランスに優れておりドラフトも現役ドラフトも予想が困難であった。
上記3選手はベイスターズでも出場機会に恵まれ活躍する可能性も十分にあるが、他球団から入札したくなる魅力的な選手でもあるので推挙をした。
詳細もわからない状況ではあるが、『現役ドラフト』という制度が選手、ファン、球団にとってメリットになりプロ野球全体がさらに発展してくれることを願う。
以上。